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宝くじは投資?ギャンブル?当選確率と期待値をデータで解説|30万円使って気づいたこと

marosa

「今年こそ宝くじで一攫千金!」

ボーナスの季節になると、そんな気持ちで宝くじ売り場に並んだことがある方も多いのではないでしょうか。マロサ自身も、かつては毎年ボーナスが入るたびに「夢を買う」という名目で宝くじを買い続けていました。

その総額、約30万円。

戻ってきたのは、わずか1万円ほどです。

この記事では、投資歴15年のマロサが「宝くじは投資なのか」という問いに正直に答えます。宝くじの当選確率・期待値・仕組みをデータで整理した上で、その30万円を株式投資に回していたらどうなっていたかをお伝えします。

💡 この記事でわかること ・宝くじの当選確率はどのくらいか(データで確認) ・宝くじの期待値と「胴元の取り分」の現実 ・宝くじが投資ではなくギャンブルである理由 ・マロサが30万円を宝くじに使って後悔した話 ・その30万円を株式投資に回していたら?


宝くじの当選確率|数字で見るとわかる「夢の遠さ」

まず、当選確率を確認しましょう。

【主な宝くじの1等当選確率】

宝くじの種類1等賞金1等当選確率
年末ジャンボ7億円2,000万分の1
サマージャンボ・ドリームジャンボ3〜5億円1,000万分の1
ロト76億円〜約1,030万分の1
ロト62億円〜約610万分の1

年末ジャンボ宝くじの1等当選確率は、東京都と千葉県の人口を合わせた人数の中でたった1人が当選するのとほぼ同じです。

この数字を別の角度で見てみます。

⚠️ 当選確率との比較

・落雷に打たれて亡くなる確率:約71万分の1 ・年末ジャンボ1等の当選確率:2,000万分の1

落雷死の約28倍も起きにくいのが、年末ジャンボ1等当選です。

これが「宝くじに再現性はない」とマロサが断言する理由です。


宝くじの期待値|300円買うと実質いくら損しているか

当選確率だけでなく、期待値という観点でも見てみましょう。

期待値とは「平均的にいくら戻ってくるか」を示す数値です。

日本のジャンボ宝くじの場合、胴元の取り分は約50%に設定されています。つまり、販売された宝くじの総売上のうち約半分が賞金として分配され、残りの半分が運営費などに使用されます。

具体的に言うと、

⚠️ 宝くじの期待値

300円で購入した宝くじ1枚の期待値:約150円

つまり300円出すたびに、平均150円を捨てていることになります。

競馬・パチンコなどのギャンブルと比較しても、宝くじの期待値の低さは際立っています。

【各ギャンブルの期待値比較】

種類期待値(還元率)
宝くじ約47〜50%
パチンコ・パチスロ約80〜85%
競馬約75〜80%
競輪・競艇約75%
カジノ(ルーレット)約97%

宝くじはあらゆるギャンブルの中で最も期待値が低いということがわかります。


宝くじの仕組み|胴元が必ず儲かるように設計されている

宝くじがギャンブルである理由は、その仕組みにあります。

カジノや競馬と同様に、宝くじも胴元(主催者)が必ず儲かるように設計されています。

宝くじの売上は以下のように配分されます。

💡 宝くじ売上の使い道

・賞金として分配:約47% ・地方自治体への収益(公共事業・地域活性化など):約40% ・印刷・販売経費など:約13%

宝くじの収益が地域の公共事業や社会貢献に使われているのは事実です。その意味では「完全に悪」とは言い切れません。むしろある意味では、自発的に払う税金に近い性質を持っています。

ただし、「投資」かどうかという観点で見れば答えは明確です。

投資は、お金を使うことで将来的に増える可能性があるもの。宝くじは、使えば使うほど期待値として損をするもの。

この違いが、宝くじが「投資ではなくギャンブル」である理由です。


マロサの実体験|30万円の宝くじ購入で学んだこと

ここで正直にマロサの経験をお話しします。

一時期、マロサはボーナスが入るたびに「夢を買う」という名目で宝くじを購入していました。

購入総額:約30万円 戻ってきた金額:約1万円 実質的な損失:約29万円

当時は「今年こそ当たるかもしれない」という気持ちで買い続けていましたが、振り返ると再現性のないことに大切なお金を使い続けていたと感じます。

💡 もしあの30万円を株式投資に回していたら?

仮に高配当株(配当利回り3.5%)に30万円投資していた場合:

・年間配当:約10,500円 ・10年後の受け取り配当合計:約105,000円 ・(増配・複利効果を含めるとさらに増加)

さらに株価が上昇していれば、元本自体も増えていた可能性があります。

宝くじで29万円を失い、1万円しか戻らなかった現実と、株式投資で配当を受け取り続けられた可能性を比べると、今思えば株式投資に回せばよかったと後悔しています。


宝くじは悪か?|マロサの結論

マロサが宝くじを完全否定したいわけではありません。

「夢を買う娯楽費」として割り切って、予算の範囲内で楽しむ分には問題ないと思っています。年末ジャンボを数枚買って「当たったら何に使おう」と想像する楽しみは、それ自体に価値があります。

ただし、こう考えてみてください。

⚠️ 宝くじで考えてほしいこと

・「経済的自由になるために宝くじを買っている」なら → 再現性がないため別の方法を検討する ・「娯楽として楽しんでいる」なら → 予算を決めて楽しむのはOK ・「毎月・毎年まとまった金額を使っている」なら → その金額を株式投資に回す選択肢も考えてみる

マロサとしては、「ゼロサムゲームではなく、日本の企業とともに豊かになれる株式投資に大事な資産を投じること」の方が、三方良しになると考えています。


三方良しの投資へ|次回予告

マロサの好きな言葉は「三方良し」です。

売り手・買い手・世間の三方が良くなる。この考え方を投資に当てはめると、SDGsに取り組んでいる企業への投資がそれに当たると思っています。

次回は、そういったSDGsに力を入れていてマロサが実際に保有している銘柄を紹介します。企業の社会的責任と株主還元を両立している銘柄に投資することで、お金を増やしながら社会にも貢献できる。それがマロサの目指す投資スタイルです。


まとめ|宝くじは投資ではなく、ギャンブルです

⚠️ 宝くじの現実まとめ

・年末ジャンボ1等の当選確率:2,000万分の1(落雷死の28倍起きにくい) ・宝くじの期待値:約50%(300円使うたびに平均150円を失う) ・あらゆるギャンブルの中で最も期待値が低い ・マロサは30万円使って約1万円しか戻らなかった

株式投資との違い

・宝くじ:使えば使うほど期待値として損をする(ゼロサムゲーム) ・株式投資:長期で保有することで配当・優待・値上がりの恩恵を受けられる ・再現性:宝くじはほぼなし / 株式投資は長期で高い再現性がある

「夢を買う娯楽」として楽しむ分には否定しません。ただ、「経済的自由を目指すための手段」としては、宝くじに再現性はないとマロサは考えています。

その30万円を高配当株・優待株・オルカンに積み立てていたら、今頃どうなっていたか。マロサはそれを実感しているからこそ、このブログで投資の話を発信し続けています。

※本記事は特定の投資行動を推奨するものではなく、マロサ個人の考え方の共有です。投資判断はご自身でお願いいたします。

ABOUT ME
マロサ
マロサ
サラリーマン投資家
2011年から株式投資を始めたサラリーマン投資家です。 これまで相場の上げ下げを経験しながら、失敗も含め多くの学びを得てきました。 「人生とは投資の連続である」という考えのもと、 お金の投資だけでなく、時間・経験・挑戦といった “人生の投資” についても考えながら、これから資産形成を始める方に少しでも役立つ情報を発信していきます。
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