3月・9月に権利確定するTOKAIホールディングスは買いか?SDGsと生活インフラで三方良しを目指す銘柄を初心者向けに解説
前回の記事で「次回はSDGsに力を入れていてマロサが実際に保有している銘柄を紹介します」とお伝えしました。今回はその予告通り、毎月配当ロードマップの3月・9月権利確定銘柄の中から、マロサが保有しているTOKAIホールディングスを紹介します。
今回TOKAIホールディングスを取り上げる理由は、高配当だからだけではありません。生活インフラを支えながらSDGsにも積極的に取り組んでいる企業に投資することが、マロサの言う「三方良しの投資」に当てはまると感じているからです。
この記事では、TOKAIホールディングスの基本情報に加え、自己資本比率・営業利益率・ROE・配当推移も見ながら、メリットとデメリットを初心者向けに分かりやすく整理していきます。
- TOKAIホールディングスとはどんな会社か
- TOKAIホールディングスの基本データ
- TOKAIホールディングスの魅力① 3月・9月権利の銘柄として組み込みやすい
- TOKAIホールディングスの魅力② 自己資本比率46.4%|財務面は安定している
- TOKAIホールディングスの魅力③ 営業利益率|7%前後で安定推移
- TOKAIホールディングスの魅力④ ROE|8%以上を達成
- TOKAIホールディングスの魅力⑤ 配当|減配なしで微増が続く安定配当
- TOKAIホールディングス最大の魅力|選べる株主優待で総合利回りが跳ね上がる
- TOKAIホールディングスの魅力⑥ SDGsへの積極的な取り組み|「三方良し」の投資
- ただし、TOKAIホールディングスにも注意点はある
- マロサはTOKAIホールディングスをどう見るか
- まとめ|三方良しの投資を体現する生活インフラ銘柄
TOKAIホールディングスとはどんな会社か
TOKAIホールディングスは、東海地方を地盤に生活インフラを幅広く展開するホールディングカンパニーです。LPガス・都市ガスの販売を主力に、CATV・情報通信・水の宅配・住宅・介護など、私たちの日常生活に密着した多彩なサービスを提供しています。
「TOKAIグループ」というブランドで静岡県を中心に知名度が高く、地域に根ざした安定した顧客基盤を持っています。エネルギー・通信・水という生活に欠かせないインフラを支えているため、景気に左右されにくいディフェンシブな事業特性が特徴です。
2026年5月8日の終値は1,129円、予想配当利回りは3.37%、時価総額は約1,556億円です。
TOKAIホールディングスの基本データ
【基本データ表】
| 項目 | データ(2026年5月8日時点) |
|---|---|
| 証券コード | 3167 |
| 業種 | 卸売業(生活インフラ) |
| 株価(終値) | 1,129円 |
| 時価総額 | 約1,556億円 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 配当利回り | 3.37% |
| 自己資本比率 | 46.4%(2026年3月期) |
TOKAIホールディングスの魅力① 3月・9月権利の銘柄として組み込みやすい
3月・9月は権利確定する企業が最も多い月です。その中でもTOKAIホールディングスは、生活インフラという安定した事業基盤を持ちながら、優待の豊富さで個人投資家から人気を集めています。
1月・7月の積水ハウス、2月・8月のDCMホールディングス、4月・10月のクミアイ化学工業、5月・11月のアスクル、6月・12月のブリヂストンと組み合わせることで、毎月配当ロードマップがさらに充実してきます。
TOKAIホールディングスの魅力② 自己資本比率46.4%|財務面は安定している
2026年3月期の自己資本比率は46.4%です。マロサの合格基準(40%以上)をクリアしており、財務面は安定していると判断しています。
生活インフラ企業は設備投資が大きくなりがちですが、それを踏まえてもこの水準は手堅い財務体質と言えます。
✅ マロサの評価: 自己資本比率40%以上を合格基準としており、TOKAIホールディングスの46.4%は基準クリアです。
TOKAIホールディングスの魅力③ 営業利益率|7%前後で安定推移
営業利益率は7%前後を安定して推移しており、マロサの合格基準をクリアしています。

生活インフラという安定した事業モデルを背景に、業績が大きく崩れることなく継続して合格水準を維持している点が評価できます。
✅ マロサの評価: 営業利益率7%以上を合格基準としており、TOKAIホールディングスは安定して基準をクリアしています。
TOKAIホールディングスの魅力④ ROE|8%以上を達成
ROE(自己資本利益率)はマロサの合格基準である8%以上を達成しています。

✅ マロサの評価: ROE8%以上を合格基準としており、TOKAIホールディングスは基準をクリアしています。
財務・営業利益率・ROEの3指標すべてが合格水準というのは、このシリーズで紹介してきた銘柄の中でも優秀な部類です。
TOKAIホールディングスの魅力⑤ 配当|減配なしで微増が続く安定配当
TOKAIホールディングスの配当は、減配せずに微増を続けており、安定して配当を出し続けています。

💡 配当利回り3.37%は単体でも合格水準ですが、後述する株主優待と合わせると総合利回りが大きく変わってきます。
TOKAIホールディングス最大の魅力|選べる株主優待で総合利回りが跳ね上がる
TOKAIホールディングスの一番の魅力は、用途に応じて選べる豊富な株主優待です。
100株以上保有で、以下の5種類から好きなものを選べます(年2回)。
【優待内容の比較表】
| コース | 優待内容(100株・年2回) | 年間総額 |
|---|---|---|
| A:飲料水 | 天然水500ml×12本など | 約2,510円相当 |
| B:QUOカード | 500円分 | 1,000円分 |
| C:食事券 | TOKAIグループレストラン1,000円分 | 2,000円分 |
| D:TLCポイント | 1,000ポイント | 2,000ポイント |
| E:格安SIM割引 | LIBMO月額350円割引×6ヶ月 | 4,200円分 |
💡 総合利回りシミュレーション(株価1,129円・100株保有)
QUOカードを選んだ場合: 配当利回り3.37% + 優待利回り0.88%(QUOカード年1,000円)= 総合利回り約4.25% ✅
TLCポイントを選んだ場合(マロサの選択): 配当利回り3.37% + 優待利回り1.77%(2,000ポイント)= 総合利回り約5.14% ✅
マロサはTLCポイントを選択しています。TLCポイントは楽天ポイントなどに交換できるため、使い勝手がよく実質的な価値が高いです。
TOKAIホールディングスの魅力⑥ SDGsへの積極的な取り組み|「三方良し」の投資
前回の記事で「次回はSDGsに力を入れている銘柄を紹介する」とお伝えしました。TOKAIホールディングスがその銘柄です。
TOKAIグループは、生活インフラ企業として社会・環境・地域への貢献を積極的に推進しています。
💡 TOKAIグループの主なSDGs取り組み
🌱 環境(PLANET) 太陽光発電サービス「TOKAI ZERO SOLAR」を展開し、J-クレジット制度の登録認証を取得。再生可能エネルギーの普及に貢献しています。
👥 人(PEOPLE) 厚生労働省より「プラチナくるみん」を取得。子育て支援・女性活躍推進・働き方改革に積極的に取り組んでいます。
🤝 地域(PARTNERSHIP) 静岡市と地方創生に向けた包括連携協定を締結。ICTを活用したまちづくりや地域情報発信を通じて、地域社会の持続的発展に貢献しています。
⚡ 豊かさ(PROSPERITY) コージェネレーションシステムの普及を通じて、エネルギーの効率的な利用を推進。環境負荷の低減に貢献しています。
投資をすることで企業を応援し、企業は社会に貢献する。それが「売り手・買い手・世間の三方が良くなる」マロサの理想とする投資スタイルです。
ただし、TOKAIホールディングスにも注意点はある
⚠️ デメリットまとめ
・配当利回り単体(3.37%)はやや物足りなく感じる方もいるかもしれない ・東海地方中心の事業展開のため、地域集中リスクがある ・QUOカードコースは年1,000円と優待額が少なめ(コース選択が重要) ・TOKAIグループのサービスを利用していない方は優待の一部が使いにくい
マロサはTOKAIホールディングスをどう見るか
マロサとしては、TOKAIホールディングスは「財務・業績・優待・SDGsすべてが揃った三方良し銘柄」として見ています。
財務・営業利益率・ROEの3指標がすべて合格基準をクリアし、優待込みの総合利回りが5%を超える。さらに生活インフラという安定した事業基盤と、SDGsへの積極的な取り組みが「社会に貢献しながら資産を増やせる」という理想の形を体現しています。
特に、
- TLCポイントや楽天ポイントをよく使う方
- 生活インフラ企業の安定性を重視したい方
- SDGsに取り組む企業に投資したい方
- 3月・9月権利の銘柄でポートフォリオを補強したい方
には特に相性の良い銘柄です。
⚠️ これはあくまでマロサ個人の考え方です。株価は今後も上下します。実際に購入する際は、ご自身の資金状況・リスク許容度に合わせて判断してください。
まとめ|三方良しの投資を体現する生活インフラ銘柄
今回は、3月・9月に権利確定する銘柄として、マロサ保有のTOKAIホールディングスを紹介しました。
✅ TOKAIホールディングスの魅力まとめ
・自己資本比率46.4%で財務面は安定している ・営業利益率7%前後・ROE8%以上でともに合格基準クリア ・減配なしで微増が続く安定配当(利回り3.37%) ・5種類から選べる豊富な株主優待 ・TLCポイント選択で総合利回り約5.14% ・SDGsに積極的に取り組む「三方良し」の企業
⚠️ 注意点まとめ
・配当利回り単体ではやや物足りなく感じる方もいる ・東海地方中心の事業展開(地域集中リスク) ・コース選択によって優待価値が大きく変わる
「高配当だから買う」ではなく、「社会に貢献しながら資産を増やせる三方良しの銘柄を選ぶ」という視点で考えると、TOKAIホールディングスは非常に魅力的な選択肢です。
引き続きマロサ保有銘柄の紹介を続けていきます。一緒に積み上げていきましょう。
※投資には元本割れのリスクがあります。本記事は特定の投資行動を推奨するものではなく、マロサ個人の考え方の共有です。投資判断はご自身でお願いいたします。

