世界は思ったより良くなっている|『ファクトフルネス』を読んでオルカン投資への確信が深まった理由
毎月配当ロードマップとして個別銘柄を紹介してきましたが、今回は少し視点を変えた記事をお届けします。
マロサが資産形成の中核に据えているのは、実は個別銘柄だけではありません。オルカン(全世界株式インデックスファンド)への積立投資こそが、長期的な資産形成の土台だと考えています。
そして今回、その確信をさらに深めてくれた一冊の本に出会いました。
投資の本ではありません。でも、「なぜオルカンに長期投資し続けられるのか」という問いに、これほど明快に答えてくれた本はなかったとマロサは感じています。
その本が『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング著)です。
💡 この記事でわかること ・『ファクトフルネス』がどんな本か ・「世界は思ったより良くなっている」という事実とは ・この本を読んでオルカン投資への確信が深まった理由 ・インデックス投資と個別株投資の役割の違い ・マロサが考える資産形成の全体像
『ファクトフルネス』とはどんな本か
⚠️ 本記事は書籍『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング著、日経BP)の内容紹介を含みます。具体的なデータや数字はマロサの読書体験をもとにした要約・感想であり、正確な内容は原著をご確認ください。
『ファクトフルネス』は、スウェーデンの医師・統計学者であるハンス・ロスリング氏が著した世界的ベストセラーです。日本でも累計100万部以上を売り上げており、ビル・ゲイツが「これまでに読んだ中で最も重要な本の一つ」と評したことでも有名です。
この本のテーマはひと言で言うと、「私たちは世界のことを、実際よりずっと悲観的に見ている」ということです。
著者は世界各国の一般人だけでなく、医師・学者・政治家・ビジネスリーダーといったエリート層にも「世界の現状」に関するクイズを出し続けました。その結果、ほとんどの人がチンパンジーがランダムに答えるよりも低い正解率しか出せなかったのです。
なぜそんなことが起きるのか。著者はその原因を「人間が持つ10の本能的な思い込み」として整理しています。
私たちはなぜ世界を悲観的に見てしまうのか
本書で特に印象的だったのは、「ネガティブ本能」の説明です。
人間の脳は、悪いニュースに強く反応するようにできています。良いことはゆっくり起きるためニュースになりにくく、悪いことは突然起きるためニュースになりやすい。その結果、私たちは日々「世界が悪くなっている」という情報ばかりを浴び続け、世界全体が悪化しているという錯覚に陥ります。
でもデータで見ると、世界は緩やかに、しかし確実に良くなっています。
💡 本書では、過去数十年で世界の極度の貧困率が大幅に低下したこと、乳児死亡率が劇的に改善されたこと、識字率が大きく向上したことなど、多くの指標で世界が改善していることがデータで示されています。
マロサがこの本を読んで最初に思ったのは、「これは世界=オルカンの話だ」ということでした。
なぜこの本がオルカン投資の確信につながるのか
オルカン(全世界株式インデックスファンド)は、世界中の企業の株式に分散投資する商品です。世界経済が長期的に成長し続ける限り、オルカンの価値も長期的に上昇し続けるという前提で成り立っています。
ここで多くの投資家が抱く疑問があります。
「本当に世界経済はこれからも成長し続けるのか?」
この問いに、『ファクトフルネス』は力強いデータで答えてくれます。
世界の人口が増え、かつて貧困層だった人々が中間層に上がり、教育水準が上がり、技術が発展する。この流れは数十年単位で見ると明確な右肩上がりのトレンドとして確認できます。
つまり、「世界は緩やかに良くなっている」という事実が、オルカンへの長期投資の根拠そのものになるのです。
ニュースを見ると毎日のように「○○危機」「世界経済の不安」という言葉が並びます。その度に「オルカンを持ち続けて大丈夫なのか」と不安になる方もいるでしょう。マロサ自身もそう感じることがあります。
でも『ファクトフルネス』を読んだ後、その不安の正体がわかりました。それは「ネガティブ本能」が作り出した錯覚だと。
インデックス投資と個別株投資 マロサの考える役割分担
このブログでは毎月配当ロードマップとして個別銘柄を紹介してきました。では、インデックス投資と個別株投資はどう使い分けるのか。マロサの考えをお伝えします。
【役割分担の考え方】
| 投資種別 | 役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| オルカン(インデックス) | 資産形成の中核・土台 | 長期・積立・ほったらかしでOK |
| 高配当株・優待株 | キャッシュフローの確保 | 毎月の配当・優待を楽しむ・保有するのにタイミングが大事 |
マロサの考えでは、オルカンが「守りの投資」で個別株が「日々の楽しみを含んだ投資」というイメージです。
新NISAのつみたて投資枠でオルカンを積み立てながら、成長投資枠で高配当株・優待株を積み上げていく。この両輪で資産形成を進めることが、長期的にも感情的にも、最も安定した方法だと考えています。
⚠️ これはあくまでマロサ個人の考え方です。投資スタイルは人それぞれであり、どちらが正しいということではありません。ご自身の状況・目標に合わせて判断してください。
『ファクトフルネス』をおすすめしたい人
✅ オルカンに投資しているが「本当に大丈夫か」と不安になることがある方
✅ 世界経済の先行きに漠然とした不安を感じている方
✅ ニュースを見るたびに投資をやめたくなる方
✅ データや事実に基づいて物事を考えたい方
✅ 投資とは関係なく、世界の見方を変えたい方
投資の本ではないので、投資に興味がない方にも広くおすすめできる一冊です。ただ、長期投資家にとっては「この本を読む前と後で、投資への向き合い方が変わる」と感じるほどの内容でした。
まとめ|世界は思ったよりずっと良くなっている
個別銘柄の紹介が続いていたので、今回あえて一冊の本を紹介しました。
『ファクトフルネス』が伝えてくれること、それは「世界は緩やかに、しかし確実に良くなっている」という事実です。
この事実こそが、オルカンへの長期投資を続ける最大の根拠になります。日々のニュースに振り回されず、データと事実に基づいて長期投資を続けていく。そのための「思考の土台」を与えてくれる一冊です。
毎月配当ロードマップで個別銘柄を積み上げながら、その土台としてオルカンへの積立も続けていく。この両輪でマロサは経済的自由を目指しています。
「世界は緩やかに良くなっている」という事実を、 ぜひデータとともに確認してみてください。
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次回は引き続き毎月配当ロードマップシリーズをお届けします。
※投資には元本割れのリスクがあります。本記事は特定の投資行動を推奨するものではなく、マロサ個人の考え方の共有です。投資判断はご自身でお願いいたします。

